ミャンマー・・・?(バガン 大地を埋め尽くす仏塔)

アンコールワット旅行記

azianokazeさんの旅行記

テーマ:世界遺産・遺跡・秘境

旅行記タイトル:ミャンマー・・・?(バガン 大地を埋め尽くす仏塔)

旅行期間:2002/04/27〜2002/05/07

旅行記の内容:ヤンゴンから飛行機でニャゥンウーへ。
世界三大仏教遺跡のひとつバガン(パガン)で三泊。
遺跡は11?13世紀のパガン王国時代のものが多いそうですが、その仏塔の数は現存するものだけでも3000以上、1975年の地震以前はもっと多かったそうです。
アンコールワットはもちろん、ボロブドゥールと比べても知名度は低いですが、見渡す限りの大地に林立する仏塔群は想像力を超えたインパクトを持っています。
このバガンの大地に沈む夕日、次第にあたりを照らし出す朝日は、また格別の美しさがありました。


(2年前に登録した旅行記について、画質修正のため写真を再アップロード 2007.6.30)

写真:ヤンゴンから飛行機でニャゥンウーへ。
世界三大仏教遺跡のひとつバガン(パガン)で三泊。
遺跡は11?13世紀のパガン王国時代のものが多いそうですが、その仏塔の数は現存するものだけでも3000以上、1975年の地震以前はもっと多かったそうです。
アンコールワットはもちろん、ボロブドゥールと比べても知名度は低いですが、見渡す限りの大地に林立する仏塔群は想像力を超えたインパクトを持っています。
このバガンの大地に沈む夕日、次第にあたりを照らし出す朝日は、また格別の美しさがありました。


(2年前に登録した旅行記について、画質修正のため写真を再アップロード 2007.6.30)

仏塔は国王の手による大規模なものもあれば、いろんな地位・立場の人々がその財力に応じて作ったと思われる小規模なものまで様々ですが、赤茶けた大地を覆いつくすように林立しています。

(シュエサンドーパゴダから眺め)

先ずはニャゥンウーのエーヤワディー川沿に建つシュエズィーゴォンパゴダ。
境内も広く、堂々たる黄金の塔がそびえています。
仏陀の骨や歯が納められているそうです。
ただ、そのまばゆさはバガンの大地とは少し異質なイメージを受けました。

こちらは名前がわかりません。
入り口付近に露天のみやげ物屋が並んでいました(食べるお茶“ラペッ・トゥ”を試食させてもらいました。
)ので訪れる旅行者もそこそこいるのでしょうが、大きさ的には、無数にある同規模のパゴダのひとつです。

ここはパゴダに上がることができ、比較的緑の多い景観が望めます。
なお、パゴダは千の単位でありますが、登ってあたりを眺められるパゴダはそう多くはありません。

ホテルはオールドバガンエリアのバガン・ダンデ・ホテル。
庭でリスが遊ぶような雰囲気のよいホテルですが、部屋に羽虫だかなんだか小さな虫がたくさん侵入してきて、ベッドの上までやってくるのには困りました。
部屋を変えるか何とかしてくれとホテルに頼んだところ、部屋中を掃除してくれ、虫の侵入も我慢できる程度におさまりました。
「歩き方」にもありますが、朝食はエーヤワディー川を見渡す屋外でとることができ、気持ちのよい朝が楽しめます。

バガンの特産品、漆工芸です。
型枠を作っているところですが、竹の他、写真左の女性のひざ上にもある馬の尾の毛を編み上げてつくります。
このため非常に軽い器が出来上がります。
この型枠に漆を何層にも塗っては乾燥させます。

模様付けの工程です。

バガンの初日は英語ガイドを頼んだのですが、ごつい感じのオッサンで、キックバックがあるのでしょう、あれこれ買い物を勧めるのには閉口しました。
ヤンゴンでヒスイの高い買い物をしていたので、「漆は日本にもたくさんあるし、あまり興味ない」というと不満そうでした。
正直なところ英語は不得手で、パゴダの中を英語でいろいろ説明してもらっても半分も理解できないのですが、ある程度はわかったように振舞わないと話が先に進まないので、英語ガイドと1日つきあうと結構疲れます。
観光も終わって夕食に「ミャンマー風のごく普通の食事がしたい」と頼んで、ある店に案内してもらいました。
「いろいろあったけどそんなに悪い人ではなかったかな」とも思ったのですが、「英語があまり理解できないので大変だったでしょう。
」と言うと「日本人が英語が得意でないのはわかっている。
わかりやすいようにゆっくり話してあげていたのだ。
云々」と恩着せがましく言うので、「ああ、そうかい。
面倒かけたな。
」とやはり疲れました。

数あるバガンのパゴダの中でも、その美しさでは筆頭にあげられるアーナンダ寺院。
端正な建物、白壁と黄金の塔のバランス、気品にあふれた美しさです。

数あるバガンのパゴダの中でも、その美しさでは筆頭にあげられるアーナンダ寺院。
端正な建物、白壁と黄金の塔のバランス、気品にあふれた美しさです。

中には四体の仏像が安置されています。

アーナンダ寺院遠景。
遠くからも際立つ美しさです。

ティーローミィンロー寺院。
オールドバガンからニャゥンウーに行く道路沿いにある大きなパゴダです。
何回かこの脇をとおるうちに土地勘ができて、このティーローミィンローの姿が見えると「ああ、いまどのあたりにいるな」という位置が把握できる格好の目印になりました。

別角度からのティーローミィンロー寺院(だと思うですが・・・ ちょっと違うような気も・・・)。

シュエサンドーパゴダ。
テラスに上ることができ、夕陽見物の名所です。
サンセットが近くなるとあちこちから観光客があつまり、テラスは大賑わいになります。

ちょっと賑やかすぎて静かに夕陽を眺めたい人には不向きかも。

シュエサンドーパゴダから見たダマヤンヂー寺院。
父王と兄王子を殺して即位した国王が、その罪滅ぼしのために建設したが、工事途中に暗殺され寺院も未完成もまま放置されたといわれています。

そのように言われると確かに異様な雰囲気が感じられます。

ダマヤンヂー寺院近景。
「歩き方」によれば「夜になると幽霊が出ると言われ、地元のひとは決して近づかない」とのことであるが、どのパゴダにしても夜は不気味なことに変わりないかと思います。

ホテルから比較的近いところにミンガラーゼディパゴダがあり、ここもテラスに登れます。
シュエサンドーパゴダのように人が集まらないので、ホテルから自転車で出かけ、朝日・夕陽をここから楽しみました。
写真はミンガラーゼディパゴダから眺めた夜明け頃の風景です。
左の白っぽい大きなパゴダはゴドーパリィン寺院、真中右寄り奥がアーナンダ寺院、右手の奥がティーローミィンロー寺院です。

夜明け前の暗い中自転車でパゴダに向かっていると、朝の早い地元の人から通りすがりに「ミンガラーパー(おはよう)」と声がかかります。

灼熱のバガンもさすがに朝はさわやかです。
パゴダの入口は夜間は閉まっているのですが、この時間になると子供がカギを開けてくれます。
テラスに上がり日の出を待ちます。
小鳥のさえずりの中、次第に明るさが増し、バガンの大地を埋め尽くすパゴダの輪郭がうっすらと浮かび上がってきます。
夜間つけられていた大きなパゴダの照明が消えます。
ここに朝やってくる旅行者は数えるほどで、皆静かに待ちます。
やがて朝日があがります。
写真をとる者、瞑想にふける者、思い思いに今日一日の始まりを楽しみます。
やがて三々五々帰っていきます。

写真右奥はシュエサンドーパゴダです。

同じく朝のミンガラーゼディパゴダからの眺めです。
写真左がシュエサンドーパゴダ、右がダマヤンヂー寺院です。
中央奥に見えるのはスラマニ寺院ではないかと思います。

この日は自転車でオールドバガンにあるホテルからニャゥンウーへ出かけました。
距離的には直線でせいぜい5?6kmぐらいでしょうか。
全く問題のない距離なのですが、問題は暑さでした。

写真は行きの元気な頃撮った道路わきの景色です。

ニャゥンウーに着いたのが昼過ぎで、マーケットなどを見てまわりました。
ミャンマー料理は「もういいや」という感じがあったので、日本料理の看板が出ていた店で昼食をとりました。
何を食べたか記憶にないですが、油が胸につかえるような感じがありました。
ホテルに戻る頃は2時頃で一番暑い時間帯です。
自転車をこいでいると、昼食の油がこみ上げてきます。
容赦なく照りつける日差で頭が次第にクラクラしてきます。
40℃超えていたのではないでしょうか。
からだの内側からオイル焼きされているような感じです。
「ちょっとヤバイな・・・」と思ったのですが、ホテルで借りた自転車を置いて帰るわけにもいかないのでそのままこぎ続けます。
休まないと先に進めない状態になってきました。
ティーローミィンロー寺院が近くなると「あと半分」と少し元気付けられたのですが、このあたりでは100mか200mおきに休むような状態でした。
オールドバガンの入口タラバー門付近の店にたどり着いたときは“死にそうなくらい”疲れていました。

昨日の暑さに懲りて、この日は馬車で内陸部にあるダマヤッズィカパゴダ方面へ向かいました。

「ゼーチーデ、ショッペィパー(高いね、安くしてよ)」などとこれしか知らないミャンマー語で話すと、馬車の兄ちゃんが「ミャンマーの言葉をどうして知ってる?」と喜んでくれました。

このダマヤッズィカパゴダからの帰り、一天にわかにかき曇り、砂嵐に襲われました。
バガンは赤茶けた荒地ですから砂嵐も強烈です。
馬車だったので助かりましたが、暑さ以外にもこんな危険があります。

シュエサンドーパゴダからの夕陽です。

牧歌的な写真ですが、自転車でシュエサンドーパゴダに向かうとき、やはり自転車に乗ったちょっとコケティッシュな現地女性がついてきて話し掛けてきます。
付いてきてというか行き先が同じだったのでしょう。
面倒なのであまりかかわりあわなかったのですが、パゴダでも旅行者に声をかけているようでした。
彼女がどのような女性か知りません。
私の失礼きわまる憶測です。
ちなみにミャンマーでは毎年2万人がエイズで死亡していると言われています。
またセックスワーカーの三人に1人は感染しているとの報告もあります。
それでも、そのようなリスクの中で生きていかなければならないという厳しい現実があります。

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